■目標の設定
ウォーキングプログラムというものは、たまたまはじめる類のものではなく、
あなたがその気になって始めるものです。目標の設定に始まり、
やる気の妨げになるものを認識し、計画を立て、その計画を実行に移し、
さらには効果を評価しなければなりません。
あなたのウォーキングプログラムを実現するには、これらすべての
要素が必要不可欠なのです。
もちろん、目標の設定の仕方は人の数ほど多種多様にあります。
要は自分にあったやり方を探すことです。
おそらく目標を設定したことなどないかもしれません。
実際にほとんどの人が経験したことがないでしょう。
しかしこれは、何かを変え、成功に導くには絶対必要な要素です。
まずはあなたが達成したいと思うものからはじめましょう。
あなたがウォーキングを始めるのは、エネルギー消費量を増やすためか、
やせるためか、登山をするためか、それとも生活習慣病の危険を
減らすためでしょうか。
もしかすると一つ以上の目標があるかもしれません。
目標設定の第一歩は、自分が何を望んでいるのかを見極めることです。
もし一つ以上の場合でも、最初は一番重要だと思うものを一つ
選びましょう。
めでたく目標達成にこぎつけるには、あなたの熱意と同時に
目標設定が以下に現実的であったかが鍵となります。
したがって他人が設定した目標は意味がありません。
■長期的、短期的目標
ハイキングを始めた人が、いきなり縦走(山々を歩く)することはないでしょうが、
長期的な目標として縦走を考えている人は多いでしょう。
また、ウォーキングを始めた人が、いきなりマラソンに挑戦することも
少ないでしょう。
そこでまず、短期的目標を段階的に設定します。
最初は家の近所を歩いたり走ったり、次に5キロ、10キロ、という具合に、
具体的な目標を設定します。
次に里山を歩いてみる。次第に高い山や長い距離を歩くようにする。
フィットネスのためのウォーキングも同様で、長期的な目標といくつかの
短期目標を考えておく必要があります。
■長期的な目標
長期的な目標とは、半年とか一年先に、こうなっていたいという目標です。
具体的なほどいいと思います。
たとえば、一日30分のウォーキングを半年続けるとか、
半年で10座、山に登るとか。
しかし、長期的目標は必ずしも明確で、具体的でなくてもかまいません。
一年間で、息を切らせず歩き続けるようにしたい。
長期的な目標を立てる場合は、融通がきくようにしておく必要があります。
生活スタイルが変わったり、家族の転勤で引っ越すことになったりと
目標を変更せざるを得ない場合もあるからです。
たとえば、晴れたら会社帰りに歩くとか、晴れたら買い物は歩いていくとか。
だんなさんの転勤で生活環境が変わったから、今の生活に慣れるまでお休み。
といった風に、融通をきかせることも長続きの秘訣です。
■短期目標の設定
本来、短期目標とは長期的目標達成に向けてのステップといえます。
言葉を変えれば、サブ目標と言ってもいいかもしれません。
“富士山に登りたいからこの先3ヶ月は少なくとも1日30分以上、
週3回以上歩くことにしよう。”
短期目標はまた、時間やエネルギー、努力を必要以上に使わなくても
達成できるような、簡単な目標がいいでしょう。
“ウォーキングを習慣付けるためには、お気に入りの道具で歩きたい。
来週までに自分にあった靴を見つけたい。”
長期的および短期目標の両方を設定することが不可欠で
あることがわかったと思います。
長期的目標があれば、自分が何を望んでいるか、ピントを
合わせやすくなります。
何かの障害があなたのウォーキングを中断させようと
しているような場合は、特に重要です。
短期目標は手短に、何回も成功を味あわせてくれることでしょう。
ご存知のように、成功に勝る動機付けはありません。
ここで自分の長期的および短期的なウォーキングの
目標を考えて見ましょう。
長期的目標
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短期的目標
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■目標を明確にしよう
目標を達成するには、まず目標をしっかり定め、それを
言葉で正しく記録することが大事です。
自分でリストアップした目標を見ながら、次のチェック項目が
パスできるかどうか試してください。
●これは私が達成したいと思っている目標だろうか?
本当に私が望んでいるでしょうか?
それとも誰かのためにしているのでしょうか?
仕方なく“やらなきゃ”という感じでしょうか?
それとも誰かが私にすべきだといったからでしょうか?
目標を持つということは、目標に身をゆだねるといっても
過言ではありません。
それほど傾倒して準備をしているということが、
つらいときにも意欲を持ち続ける原動力となるのです。
●私の目標は具体的だろうか?
前にも述べましたように、長期的な目標は、予期せぬ事態や
年代による価値観の変化にも対応できるように、
融通のきくようにしておくことが大切ですが、
短期目標にも同様のことが言えます。
具体的な目標を設定するために、次の質問をしてみましょう。
・具体的に私は何を望んでいるのだろうか?
・いつ目標を具体化したいのか?
・いつ目標が達成できるかを知るには?
(定期的に達成度を評価する方法など、目標達成度を知る手立てがあるか?)
たとえば、具体性もなく、評価もせずに、漫然と“自分の体力を高めたい”
と思うより、
“最大酸素摂取量を40にしたい。この目標達成のために、週に3回、2
0分間エアロバイクをこぐぞ。”という風に目標設定する必要があります。
●私の目標は現実的だろうか?
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